海外旅行で必要な持ち物を解説!

海外旅行

海外旅行は、国内旅行とは異なり、異国の地で過ごすということを踏まえて持ち物を準備することが大切となります。
国内であれば当たり前のことも、海外では当たり前ではないなんてことがいくらでも存在していますから、そんな異国の地で楽しく快適で充実した時間を過ごす為にも、持っていくべき(準備すべき)持ち物をしっかりと考えて準備していくのが望ましいです。
この記事では、初めての海外旅行に出るという人に向けて、少しでも荷造りをスムーズに進めていけるように、また現地で困ることがないように、海外旅行の「持ち物」に関連する項目を紹介しています。
事前の準備を確実に行うことで、海外旅行への不安を減らして快適な旅行を実現しましょう。

海外旅行直前!これだけは外せない持ち物

早速、まずは海外旅行において必須といえるものや便利な道具など基本的なものから見ていきましょう。

①パスポート&必要な書類

まず最初に、これがなくてはそもそも始まりすら出来ない必需品。
海外旅行で最も大事な持ち物は、やはりパスポートといえるでしょう。
パスポートとセットで、航空券やビザ(必要な場合)、旅行保険の証書、ホテルの予約確認書なども忘れずに用意してください。
これらの重要書類はすべて一つのファイルにまとめておくと共に、旅行中は盗難防止のために肌身離さず常に携帯するようにしましょう。
また、万が一紛失や盗難にあってしまった場合も想定して、念のため緊急時用としてコピーを取っておくのもおススメです。

外務省HP「パスポートの申請から受領まで」

②外貨とクレジットカード

海外旅行先の国の貨幣は必ず一定程度は準備しておくことをお勧めします。
電子マネーなどキャッシュレスが主流となりつつある現代においては、既に現金を持ち歩くこと自体がほとんど習慣としてなくなっているという人も一定程度いるかと思いますが、海外旅行においてはある程度の現金を持つことが安心です。
欧米などの先進国や都市部などであればクレジットカード決済が可能な場所も多いでしょうが、発展途上国や地方部など、キャッシュレスに対応していないという国や場所もまだまだ多々あるのが実情です。
ただし、そうはいってもあまりに大金を持ち歩くのも安全ではない場合があります。
現金は必要最低限の緊急時用に持ち歩くこととして、基本的な支払いはクレジットカードやデビットカードを併用するのが良いと思います。
尚、自身が所有しているクレジットカードの国際ブランド(VISA、MASTER、JCBなど)が、旅先の国で使用出来るかどうかを予め確認しておくことも忘れずに。

外貨両替どうしてる?お得なレートの外貨両替&おすすめ日本円への戻し方

引用元↓

旅行のクチコミと比較サイト フォートラベル
旅行のクチコミと比較サイト フォートラベル

③衛生用品と薬

旅の期間にもよりますが、慣れない環境で数日過ごすというのは想像以上に身体に負担がかかるものです。
それが海外旅行となれば尚更といえます。
身体が現地の環境に慣れるていくまでの間で、どうしても体調を崩していまうということも充分にありえます。
そのため、日常的に使用している薬や胃腸薬、頭痛薬、絆創膏などのポータブル医薬セットがある人は必ずそれらも持参することをお勧めします。
また、消毒用のアルコールジェルやウエットティッシュ、マスクなども衛生面で役立つアイテムとして携帯するようにしましょう。
自分の身を守る為だけでなく、その国の人達へ対する配慮として必要となる場面もあるかもしれません。
備えあれば患いなし。「私はきっと大丈夫だから不要」などと思わずに、あらゆる「万が一」に備えることが海外旅行においては特に大切だと考えてください。

④衣類と履きなれた靴

旅先の国の気候や旅行の日程に応じた衣類をしっかり考えましょう。
日本国内であっても目的地によって気候に違いはありますが、海外旅行となると目的地によって気温も気候も全く異なるということが往々にしてあります。
事前に訪問先の気候をしっかり調査するようにしましょう。
例えば、いわゆる南国などと呼ばれるような暑い気候の国などであれば基本は薄手の服を中心に据えてよいのですが、急な気温の変化が起きたり、非常に荒れた天候になるというような場所もあるので、そういった場面まで含めて広く対応できるよう、軽いジャケットやパーカーを持っていくことが推奨される場合もあります。
衣類と同様で、靴についてもしっかり考えて選ぶようにしましょう。
特に海外旅行においては、その国によっては訪問予定の現地の状況が細部まで分からないということもあるでしょうから、ある程度どんな地面でも歩きやすいもので、かつ普段から履き慣れているものがベストです。

⑤電子機器と充電関連アイテム

スマートフォンやカメラ、パソコンなどの電子機器は旅行における最重要なアイテムの一つといえます。
そんな電子機器を旅先でも必要十分に使えるようにする為に、充電器やモバイルバッテリーを忘れずに準備しましょう。
その際、旅行先の国における電圧やコンセント形状の確認は忘れないようにしてください。
電圧やコンセントの形状は全世界統一規格ということではなく、国によって様々な形をとります。
今は、そういった形状のコンセントと互換性を持たせられるような変換プラグも販売されていますので、それらを予め購入しておけば、自分が普段使用している電子機器も旅先でしっかり充電出来るようになるので、安心して使うことが出来ますよ。

忘れがちな持ち物と対策法をチェック!

メインの持ち物は準備万端!
でも、その一方で、小さいけれど重要なアイテムをうっかり忘れてきてしまうなんてことも、海外旅行あるあるの話です。
ここでは、忘れやすいけれど・・でも持っていくべき!という持ち物について紹介していきます。

①緊急用連絡先リスト

どんなに注意していたとしても、旅行中に予期しないトラブルが発生してしまう場合があるかもしれません。
そんな時に重要となってくるのが「緊急連絡先のリスト」です。
書くべきは、旅行先における現地の日本大使館や領事館、クレジットカード会社の紛失連絡先、加入している保険会社の電話番号などが一般的といえます。
これらの連絡先や住所をメモしておくと良いでしょう。
スマートフォンのメモ帳などで保存することでももちろんOKですが、電子機器類が使えない場面なども想定すると、それはとは別に紙に書いたメモとしても持参しておけば尚万全です。

②ブランケットやスリッパ

海外旅行となると、移動中の飛行機の中で過ごす時間が非常に長くなる場合もあるでしょう。
航空機の中では貸出用のブランケットなどが提供されるのが一般的ではありますが、滞在先のホテル内での快適さなどまで併せて考えて、自分の気に入っているブランケットや折りたたみ式のスリッパなどを持っていくのがおススメです。
長時間のフライトや慣れない環境下での滞在において、こういった普段から使い慣れた道具は、案外、身体を物理的に休めるだけでなく、自身の精神へ良い影響を与えてくれる(いつも使っているものは安心出来る)といった効果があるかもしれません。

③日本のお菓子など

海外旅行中は、現地でその土地の食事を楽しむのが基本ではありますが、どうしても現地の食事が身体に合わないなんて可能性もあるかもしれません。
また、長期の滞在となると、なんとなく日本の味が恋しくなってしまうという人も多いです。
流石に日本のコンビニ弁当を持っていくことは出来ませんが、スナックなどのちょっとしたお菓子や、エネルギーバーなどの軽量でカロリーの高いものは持っていってもそこまで邪魔にはならないでしょう。
現地の食事でとれない栄養の補完や、日本が恋しくなってしまった時のちょっとした気分の埋め合わせとして、小さなお菓子が大きな存在となるやもしれません。

気候や文化によって持ち物リストにも変化を

ここまで、海外旅行において是非持っていくべき持ち物について紹介してきました。
基本的な持ち物について多少なりイメージがつかんでいだければ嬉しいのですが、旅を更に快適なものとする為のポイントはまだあります。
そういった点についてもしっかり押さえていきましょう。

日本という土地を超えて世界中を旅先とする海外旅行においては、訪れる国の気候や文化もその国毎に千差万別です。
日本国内であっても北は北海道から南の沖縄まで、同じ時期だとしても現地の気候には変化があるように、海外旅行においては国によって気候が全く異なります。
もちろん、気候だけでなく、文化や考え方も異なる為、こういった要素を加味して持っていくべき持ち物に変化や工夫を加えていくことが、旅の持ち物を決めるうえでの最後のポイントです。
旅先に応じて持ち物を変化(カスタマイズ)するための基本的な考え方などをお伝えしますので、これらの情報がヒントとなると幸いです。

季節や気候を考える

訪問する季節によって大きく気候が異なるのは当然ながら日本だけではありません。
旅行をする時期における旅先の国や地域の気候を調べて、その内容に合った衣類や道具を準備するようにしましょう。
例えば冬場のヨーロッパでは防寒具が必須となるところが多いですし、南国気候の国を夏に旅行で訪れるのであれば、日焼け止めや帽子などは欠かせません。
但し、日本における季節がそのまま海外で適用出来るというわけではないということは注意が必要です。
雨季の時期も日本とは当然に異なりますし、日本における季節に関係なく、暑い寒いといった地域はばらばらです。
旅先の国の気候を事前に確実に調べておくようにしましょう。
余談ですが、旅先の気候を調べていると地球の大きさを感じられるので、筆者は個人的に好きな行為の一つです。

文化的マナーを考える

国毎に大きく異なるのは気候だけではありません。
その国の歴史や宗教から成る文化がそれです。
これらの文化的背景を特に重視する国々も多く存在しており、そういった国を旅するにあたっては、適切な服装を選ぶことが望ましい場合もあります。
例えば、イスラム教の文化圏の国においては基本的に肌の露出が少ない服が推奨されます。
もちろん、そういったことを無視して普段通りの服装でいても直ちに問題となることはないですが、絶対ではありません。
国によって場所によって、例えば国営の施設の中に入る場合などには入場を拒否されてしまうなど、直ちに問題となる場合も多く存在します。
その土地に住む人達の感情を害する可能性もありますし、もしかすると犯罪などの呼び水やきっかけとなる可能性だってあるかもしれません。
その国を訪問するのであれば、その国の歴史や文化をしっかり学び理解したうえで、その決まりやしきたりに従うようにしましょう。
それがその国やその国の人達へ対する敬意だと筆者は思います。

服装チェック

 イスラム教国であるカタールでは、原則として肌の露出を抑えた服装が好まれます。町中ではタンクトップや短めのハーフパンツ姿の外国人を目にすることもありますが、マナーの良さで名高い日本の皆様には、現地の文化や習慣を尊重した、肌の露出を抑えた服装を心がけていただければ幸いです。
 また、国立医療機関等の国営施設及び宗教施設に立ち入る際に、膝と肩が露出している服装では、入場を拒否されますのでお気を付けください。
Tシャツなどの肩が隠れた半袖は問題ありませんが、タンクトップやノースリーブは、トラブルの原因となるおそれがありますのでご注意ください。
 また、カタールの屋内施設は全般的に冷房が良く効いているため、上着の携帯をお勧めします。

在カタール日本国大使館HP 「服装編」

海外旅行持ち物準備の最適な進め方とは?

初めての海外旅行であれば尚のこと忘れ物を防いで、余裕のあるパッキングを心がけましょう。
現地を調べて、それに応じた荷物を万事しっかりと揃えていければ、現地での心配事も減りますし、いざという時の対応も出来るので、旅を最大限に楽しむことが出来ます。
その為にも、最初のうちは、持参すべき物をリストとして紙に書き出すなどするようにしてください。スマホなどを使ってリスト化しても良いと思います。
そして、リストに沿って一つずつチェックしていきましょう。
こういった基本的な行為を面倒くさがらずに行なうことが成功の秘訣です。
国内旅行とは異なり、海外は気候も文化も言語も異なりますから、「うっかり持ってくるのを忘れてしまった」というミスが、大きな影響となってしまう場合もあります。
誰しも、初めて国内旅行をした時はおっかなびっくり、持っていくべき持ち物を前日までにチェックした記憶があるのではないでしょうか。
海外旅行も「旅行」という括りでは国内と同じですが、異なる部分も多くあります。
そういった心構えをもって、当たり前のことや基本的なことも面倒くさがらずに徹底するようにしてください。

事前の準備がしっかりしていれば、旅先で自由な時間を満喫し、文化や自然を楽しむゆとりが生まれますよ。
良い旅を!!

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