国内旅行で持っていくべき物(持ち物)一覧

今まで食べたことがなかった美味しい食事や、初めて見たあまりに美しい景色。。。
旅はまさに「新しい世界」との出会いの宝庫です。
そんな素敵な旅ですが、どれだけ万全に準備が出来るかどうかが快適さに繋がり、結果として旅の楽しさが何倍にも増します。
この記事では、そんな素敵な「旅」に出る為の万全な準備の入門として、旅に出るなら是非用意してもらいたい必携品を紹介していきます。
旅に慣れている人にとっては当たり前の内容かと思いますが、旅を始めてまだ日もあまり経っていない方は是非ここで基本知識をおさらいし、素敵な旅を更に快適に何倍も楽しいものにしていってください。

旅行(国内)で持っていくべき物

旅の日数や目的でカバンの形を選択するのも大切

ここからは、国内旅行に出る際に用意すべき基本的な持ち物を紹介していきます。
旅に慣れていくにつれて、徐々に自分自身の旅のスタイルに適した持ち物の数や種類が定まっていくものですが、旅の初心者の方は、まずはここに挙げる基本的な持ち物をしっかり用意して旅に臨みましょう。

【必需品】必ず持っていくべき物!

どんな旅であっても絶対必要となる持ち物をリストアップしました。
持っていくのが当たり前と思われる物が多いですが、普段の日常生活で使用している物が多い為、出発日の朝に荷物に入れようとしてそのまま忘れてしまうことも意外と多くあります。
面倒でもリスト化するなどして忘れないようにすると安全です。

■必ず持っていくべき持ち物■
  • 現金類(キャッシュカード、デビットカード)
  • クレジットカード
  • 身分証明書(運転免許証、学生証、社員証など)
  • 携帯電話(スマートフォンなど)
  • チケット類(航空券、乗車券など)
  • ETCカード
  • モバイルバッテリー
  • 保険証・お薬手帳
  • 医薬品類(常備薬など)
  • 眼鏡、コンタクトレンズ
  • 着替え
  • 化粧品・洗面道具
現金(キャッシュカード、デビットカード)
現金が使えないという施設はほとんどない

今の時代、特に普段生活している環境下では現金は一切使わないという人も多いと思います。
しかしながら、クレジットカードや電子マネーが一切使用出来ないというお店や施設も一定数存在します。
旅とは、非日常の世界に飛び込むことです。
手持ちの現金がないと思わぬところで支払いが出来ず困惑してしまうことが旅ではよくありますので、旅では電子マネーやクレジットカードに限定せず、一定額の現金も所持しておくことが絶対安心です。

クレジットカード
クレジットカードなどのキャッシュレス決済も大切

現金だけでなくクレジットカードもまた必携といえます。
旅において一定額の現金を所持することは必須ですが、とはいってもあまりに多額の現金を持ち歩くのは考え物です。
旅先で思わず一目ぼれした商品やサービスを購入したい!と思った時に、手持ちの現金だけでは足りないといった事態は起こりえますので、クレジットカードの所持は欠かせません。

身分証明書(運転免許証、学生証、社員証など)
身分証明書は旅でなくとも常に持っている人が大半かと思いますが。。

例えばレンタカーを借りる場合には運転免許証が必要です。
それ以外でも、旅先で訪れた施設などで思わぬ割引サービスと出会うこともよくあります。
そういった施設特有の割引サービスの多くは条件が定められている場合があり、その証明手段として身分証明書の提示を求められることが多いです。

携帯電話(スマートフォンなど)
スマートフォン、フィーチャーフォン

旅に持っていくかどうかで悩む人はあまりいないとは思いますが。。
携帯電話(スマートフォンなど)は殊更に旅においては必需品です。
宿泊先や交通機関への問い合わせ、電車の乗り換え案内や観光地の検索
、旅の思い出を残す為のカメラ撮影まで、とにかく旅をするうえではなくてはならないツールですね。

チケット類(航空券、乗車券など)
乗車券
航空券

昨今のチケット類は電子化されているものが多いですが、一部では紙のものも存在しています。
旅の前日までに、交通手段、宿泊先、訪問予定の施設(予約必要なところであれば)のチケットは電子なのか紙なのかを確認しておくと安心です。
紙の場合、自身で印刷しなくてはならないというものも多いので、これも忘れずに確認しておきましょう。
紙のチケットの場合は、荷物に入れることをうっかり忘れないように!!

ETCカード
ETCカード

世界的な感染症の流行などもあり、従来以上に車での移動の需要が増しています。
そうでなくとも旅の目的地によっては車での移動が必須という場所も多いです。
計画段階で車の利用を想定していなくとも、旅の途中で急遽車を借りて移動するということも起こりえますので、ETCカードは用意しておくことをおススメします。
高速道路によっては、ETCがないと出入り出来ないETC限定のインターチェンジも存在していますし、ETC割引制度もありますので、所持しておいて損はありません。

モバイルバッテリー
モバイルバッテリーとスマートフォン

旅の必需品といえる「携帯電話・スマートフォン」。
旅先ではあれやこれやと情報を調べることも多く、カメラとして使用することもあり、とかく使用頻度は高くなります。
となると心配になるのが充電残量。
昨今のモバイルバッテリーは小型化されているものもあり、小さいサイズであれば荷物として持ち歩いてもそこまで負担ではないです。
旅先で携帯電話・スマートフォンの充電残量が気になってしまい、写真撮影など思ったように行えないくらいなら、モバイルバッテリーを一つ持っていくことをおススメします。
注意点として、航空機を利用する場合は、荷物としての預け入れ(貨物室)不可の場合があるので、必ず事前に利用する航空会社のHPを確認しておきましょう。

保険証・お薬手帳
健康保険証
おくすり手帳

もしも旅先で突然体調を崩してしまったりケガをしてしまった時に、保険証があれば現地の医療機関を受診するのもスムーズです。
診療の結果、薬を出してもらうことになっても、お薬手帳があれば尚のこと安心ですね。

医薬品類(常備薬など)
常備薬など

頭痛薬や胃腸薬、酔い止め薬など、普段からよく使用している薬がある人は旅先にも必ず持っていきましょう。
特に絆創膏や目薬は必携です。

旅先でいつのまにか指先などに小さな傷をつくってしまったりすることはよくあります。
また、宿泊施設に滞在中に急に眼が痛くなったりすることもあります。
気が付かないうちに身体が疲労しており、それが蓄積して普段滅多に起こらないような体調不良を来すことはあるものです。

せっかくの旅なのに、頭痛や腹痛に悩まされては楽しさも半減ですので、そんな時に備えた薬として必ず持っていきましょう。

眼鏡、コンタクトレンズ
メガネ、コンタクト

コンタクトレンズを使用している人は、滞在日数分に加え、破損や紛失などの万が一に備えた予備分も用意しておきましょう。
同時に、眼鏡も用意しておくと更に安心です。

着替え
衣類の着替え

旅では、たまたま見つけた温泉に入ることもあれば、突然の悪天候に見舞われることもあります。
そんな万が一に備えて、下着類は滞在日数分に加えて、余分にもう1セット程度用意しておくことをおススメします。
パジャマ(ルームウエア)は宿泊先に備え付けられていることが大半ですが、用意されていない可能性もありますし、何より普段から着用しているものが一番安心出来るということもあります。
夜過ごす時だけでなく、寝る時もその恰好であることまで考慮して判断しましょう。
少しでも不安を感じたり、悩むことがあれば持っていくべきです。
その他にも、時期によっては羽織れるタイプの防寒着など、旅先や時期、宿泊先によって必要なものをしっかり判断してください。

化粧品・洗面道具
化粧品類
洗面道具類

化粧品や洗顔料、メイク落としやスキンケア系、整髪料などは自身で用意しましょう。
ヘアブラシなども自身で使用しているものを所持することが基本です。
ボディソープやシャンプー、リンス、歯ブラシやシェーバー、ドライヤーは基本的に宿泊施設に備わっていると考えて問題ありません。

ただし、一部の宿泊施設では、フロントで借りる必要があったり、有料の場合もありますので、事前に宿泊施設のHPなどを確認するようにしてください。
注意点としては、ドライヤーやシェーバー、ボディソープやシャンプーなどの宿泊施設に備わっているものがどのようなものか(銘柄や種類など)が分からないということです。
全くこだわりがなければ問題ありませんが、直接肌にあてる類のものですので、どうしても気になるという人は、多少荷物にはなるものの、自分が普段から使用しているものを一式持っていくのが良いでしょう。
尚、バスタオルやフェイスタオルなどは確実に宿泊施設で備えていますので、基本的に所持する必要はありません。
しかし、貸出が有料の場合があることと、化粧品類と同様で自分の使用しているものが安心という方は、これも少々かさばりますが持っていくことをおススメします。
(※ビジネスホテル、シティホテルなどの場合、タオル類は各部屋に備えてありますので、余程こだわりがない限り、自宅から持っていく必要はありません。)

【推奨】なくてもいいけど、あると絶対便利!なモノ

絶対に持っていかなくてはならないというモノではないけれど、持っていけばきっと役に立つ場面がある!
というモノを紹介していきます。

■必需品ではないけど、あれば絶対便利な持ち物■
  • カメラ(一眼レフ、ミラーレス 等)
  • アイマスク、耳栓
  • 腕時計
  • ビニール袋
  • 折り畳み傘
  • ポケットティッシュ
  • マスク・消毒・除菌スプレー
  • 文庫本
  • モバイルWi-Fiルーター
  • 圧縮袋
  • イヤフォン
カメラ(一眼レフ、ミラーレス 等)
一眼レフカメラとミラーレスカメラ

スマートフォンのカメラも進化しており、もはやカメラなど持っていく必要性を感じない、という人も多いかと思います。
とはいえ、一眼レフやミラーレスカメラを使って写真を撮るというのも悪くないですよ。
画質や画素数の話ではなくて、カメラという物体を自ら構えて被写体の角度や位置を考えながら最高の状態で撮影をする、という行為や、カメラを持って歩いているというだけでも、不思議と旅気分が上がります。

三脚や自撮り棒なども一緒に用意すると、いっぱしのプロカメラマンになったような気分になれたりもします(笑
カメラに興味がないという人も、もしどこかで機会があれば一度カメラを持って旅をしてみてください。
新しい世界が見つかるかもしれません

アイマスク、耳栓
アイマスクと耳栓

航空機で使用するイメージがありますが、航空機に限らず長時間の移動時にはあって損はないです。
どんなところでも全く気にならないで睡眠や休息が出来るという人であれば無理に持っていくこともありませんが、大きいものでもありませんので、カバンにそっと置いておいても良いのではないでしょうか。

腕時計
腕時計

昨今は腕時計を日常的に着用しない人が増えているのですが、旅に限っては腕時計の着用をおススメします。
日常生活同様、絶対に必携というわけではありませんが、殊更に旅においては時間を確認する必要のある場面というのが多く発生します。
その為、その都度スマートフォンを出さずともさっと時刻を把握出来る腕時計は、旅の快適さを増すことのできる便利グッズとなります。

ビニール袋
ビニール袋

汎用的に様々なことに使用出来てとにかく重宝します。
例えば、宿泊先で汚れた着衣や下着を入れておいたり(洗濯する衣類とそうでない衣類の区別がしやすい)、移動中の車の中でちょっとしたごみ袋として使用したり、旅先のちょっとした買い物をした時のエコバック代わりとしても使用出来ますし、用途を限定しません。
そこまでかさばるものでもありませんし、荷物の中にスペースがあれば是非1つか2つくらい忍ばせておくことをおススメします。

折り畳み傘
折り畳み傘

どれだけ事前に天気予報を確認したとしても、旅に出てから後の現地の天候は分からないものです。
旅の目的地が標高の高い場所ならなおのこと。
急な天候の変化に見舞われることは多々ありますので、小さな折り畳み傘が一つあれば安心です。
理想を言えば、晴雨兼用のものだと尚良いですね。
雨でなくとも日傘として使用すれば無駄な荷物だとも感じません。
ちなみに、傘の代わりにレインコートでも良いと思います。

ポケットティッシュ
万能選手のポケットティッシュ

日常生活ではあまり持ち歩くことがない人もいるかと思いますが、旅先ではとかく重宝する存在となるのがポケットティッシュです。
メガネの汚れを落としたり、鼻をかんだり、車内に入ってきた虫をつかんだり、、、
ビニール袋と同じで非常に汎用的な道具といえますね。
旅に持っていくべき道具としてはあまり認識されないことが多い印象があるので、持っていると、必要な場面が来た時には旅の仲間達から感謝されること間違いなしです。

マスク・消毒・除菌スプレー
マスク、消毒スプレー

長く続いたコロナ禍ですが、厚生労働省は令和5年3月13日以降「マスクの着用は個人の判断に委ねる」との見解を示しました。(厚生労働省:マスクの着用について
とはいっても、旅先の施設や交通機関によってはマスクの着用をお願いされる場面がまだあります。
また、感染症対策としての位置付けに限定せず、花粉や埃などへの備えとしてもマスクは使用出来ますので、常時の着用をしないとしても数枚くらいは持ち歩いておくことをおススメします。
消毒・除菌スプレーは必携とまではいかずとも、やはり不特定多数の人が集まる場所や触る場所に接する機会は避けられません。
当人のご判断や意識に拠りますが、不安な方は小さなスプレーや除菌シートなどを鞄の中に入れておくだけでも安心出来るでしょう。

文庫本
ちょっとした時間つぶしが必要な時などに最高の相棒となる

特に公共交通機関を利用しての旅においては、どこかでちょっとした待ち時間が生じることもあります。
そんな、駅や空港で乗車(搭乗)を待つ間の時間を過ごす為のツールとしておススメなのが文庫本です。
スマートフォンを見るのも良いのですが、旅先ではスマートフォンの役割が多岐に渡ることから、なるべく充電残量にも気を使わなければならないことを考慮することも大切と思います。
旅先の見知らぬ土地で本を読みながら、その土地の空気を肌で感じてみたり、傍に座って話している地元の人達の会話を聞いているのも結構楽しいですよ。

モバイルWi-Fiルーター
モバイルWi-Fiルーターがあれば、旅先でも快適なインターネット通信が可能

持っていけば間違いなく便利なのですが、月額基本使用料が発生する為、「必携」ではなく「持っていけば便利」の枠にさせていただきました。
スマートフォンはもちろん、ノートPCやタブレット端末などのネット接続が広範囲で快適に行えるうえに、月額定額サービスのものが多いので、通信量を気にすることなく使用出来るのも魅力です。
ビジネスホテルやシティホテルなどはほとんどの場所でフリーWi-Fiが設置されていますが、宿泊施設の種類や場所などによってはそういったサービスがない場所も当然あります。
余程の山奥などでない限り、どこでもインターネットに接続出来るということは、旅の安心と快適向上に繋がります。
駅や飲食施設、宿泊施設などでのフリーWi-Fiサービスが普及してきていますが、どうしてもセキュリティ面での不安が完全には拭いきれませんが、その点でも自身で用意するモバイルWi-Fiルーターは安心です。

圧縮袋
衣類を簡単にコンパクトなサイズにすることが出来る

旅の荷物は容量制限との闘いとなる場合が多々ありますが、そのようなときにこの圧縮袋が強力な効果を発揮します。
スーツケースであれリュックサックであれ、持ち歩ける荷物には制限があります。
そんな中で、どれだけ衣類を綺麗にかつ小さく畳めるかどうか次第で、多量の荷物の収納が可能となり、小さなサイズの荷物でありながら沢山の荷物を持ち歩けるようになります。
パッキングを極めることは旅を極めることともいえると個人的には思います。
必須ではありませんが、余裕があれば持っていくことを検討してみてはいかがでしょうか。

イヤフォン
イヤフォン。無線か有線か、自身の好みで選びたい

旅のお供に大好きな音楽を持っていきましょう。
車での移動なら車内で音楽を流せますが、公共交通機関などではそうもいきません。
そんな時こそイヤフォンの出番です。
流れる美しい景色を眺めながら大好きな音楽をそこに合わせた瞬間、気分は一気に高揚し、まるでドラマや映画の1シーンのように素晴らしい時間を過ごせること間違いありません。
持っていけば旅の楽しさが何倍にも何百倍にもなる道具ですね。

まとめ

荷物をまとめて旅に出よう

旅の目的地や宿泊日数にもよりますので一概には固定出来ませんが、旅の荷物の構成は概ね次のような形が多いと思います。
まず、衣類などの比較的大きい荷物をまとめる為の大きなパック。
これはスーツケースやリュックサック、ボストンバッグなどですね。

色々な種類のカバン


そして、スマートフォンや財布、飲食物などいわゆる持ち歩くためのものをまとめたパック。
これは好みによりますが、ショルダーバッグやポーチバック、トートバッグなど多様です。
種類や持っていく数は旅先や人によって千差万別ながらも、基本構成としては「大きいパック+手持ちパック」が安定すると思います。



この記事で紹介した「必携の物」と「あれば便利な物」の2種類の持ち物をそれぞれリストにして、旅の荷物のパッキングに備えていただければ幸いです。
いずれ、荷物のパッキングについても別記事で紹介させてもらいたいと考えています!

良い旅を!!

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